2010年4月17日土曜日

微妙な距離感がもたらした20年前の微かな記憶

足立区は竹の塚に行ってきた。
以前、姉が大学時代に住んでたことがあって1度だけ訪れたことがある。
もう20年以上前のことなので、全く覚えちゃいませんが。

二十数年前のことを思い出しながら向かった先は、
竹ノ塚地域学習センター 大ホール。

「足立区民放送開局祈念・春の歌会」なのでした。

何を隠そう、ここの隊長もぼくと同じ名字です。
葛飾FM時代もLyrical Point時代もなにげにお世話になってるという。
しかしどちらも間接的。なんだこの微妙な距離感。
これも縁ですかねぇ。 

そんなご縁もありまして、フレイバのラストライブを堪能したわけであります。
うー。初めて観るのにラストライブとはー!


経緯を全く知らないぼくの感想としては、「もったいない」なんだよね。
外野の勝手な感想だけど、リアルな意見であることも事実。
Lyrical Pointを解散させた時に散々言われた言葉でもあります。

「もったいない」

でもね、バンドは生ものですから。
常に変わり続けてこそバンドだし、
逆に言えば変わり続けられないバンドには
魅力というものが無くなってしまうのではないだろうか?
その結果が活動を止めることだとしたら、
それは魅力を維持するためのひとつの答なのだ。

次の段階へのステップであるはずだと思う。
Lyrical Pointと被る瞬間であります。


ギターとベースはアンプ使ってなかったなあ。
プリアンプから卓へ直だったのだろうか?
ベースはいいとしても、エレキギターには酷な環境。
外音ギターは全く聴こえん。
モニタはセンターのころがし1個だったので、
中音もきっと聴こえてない。
ギターさん、そーとーやりづらかったと思うよ。


でもね、そういうことを含めて良いライブだったのです。
歌がこころに届いた。

想いを伝えるには技術が必要。
技術を活かすには情熱が不可欠。


ちゃんと伝わったよ。

二十年前、どんな気持ちでこの駅前に降り立ったのだろうか?
そんなこと覚えているわけもないのに…。
それなのに、この街の空気は何故か遠い昔の記憶を呼び覚ますかのようだった。

そんな足立区、竹の塚。
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